未経験からウェディングプランナーになるには?

未経験でも大丈夫か?

大丈夫です。
ウェディングプランナーは「ポテンシャル採用」も積極的に行っています。ブライダル業界内は総じて人手不足で、経験者採用だけでは補いきれていません。実際、未経験者を積極採用している例や、他業界からの出身者の活躍を耳にします。(不動産営業、人材カウンセラーほか)。
また、ウェディングプランナーは新郎新婦様のニーズを引き出すコミュケーション能力が求められ、この素地があれば、充分採用される可能性があります。確かに専門知識も必要ですが、こちらは入社後からでも間に合います。
なお、資格や専門学校での学びはなくても平気です。専門知識はもちろんあるにこしたことはありませんが、後述の通り、面談ではコミュニケーション力(特に傾聴力)と体力)が充分かを確認されます。

未経験者の場合、面接でどこを見られるのか?

面接で特に見られるのは、実務で特に必要となるコミュニケーション力(とりわけ「傾聴力」)と、「体力」です。

傾聴力。お客様の話しを良く聞きながら、お客様の結婚式のイメージを引き出し、形にしてあげます。お客様によっては、あげたい結婚式をイメージしきれていない人もいるため、ウェディングプランナーから情報提供するときもありますが、そこも自分のやりたいことではなく、お客様本位で情報提供しつつ、お客様のイメージを上手く引き出していきます。

そして体力。結婚式当日や準備期間でのお客様とのお打ち合わせはいずれも重要で、自分の病欠などによる担当変更は、お客様はもちろん社内的にも望ましくありません。特に冬場では、インフルエンザや風邪などをひかない、あるいは引いてもすぐに回復できる体力が求められます。また、新規接客であればお正月やお盆明けの商戦期など、打合せであれば3月や9-10月などの繁忙期は正直かなり忙しく、残業も少なからずあります。ですから、一定の体力はやはり求められます。

その他、華やかなイメージもありますが、ブライダル業界といえどもビジネスですから、目標達成力も求められます。お客様にとってどんなに良いウェディングプランナーでも、数字を全くあげられなければ、会社としては高く評価しにくいでしょう。お客様の満足度を高めつつ、数字の成果も出せる人、成果に執着できる人が求められます。そのほか、会社の価値観と一致するかは大前提です。

どんな面接対策をすればいいのか

まずは、なぜウェディングプランナーなのか、そして、なぜその会社に入りたいのかの「志望動機」を相手にちゃんと説明できる必要があります。
もちろん、「なんとなく惹かれ、詳しくその会社のことを知りたいから面接を受ける」等というケースもあります。ただその場合でも受け身では無く、「○○に共感し、でも△△が分からないので面接の場で確認させて頂きたいと思い、エントリーさせて頂きました」といった積極的な姿勢は必要です。

こうした「志望動機」などの説明は、面接ロープレで練習していけば大丈夫です。ロープレをしなくても平気な方もいらっしゃるかもしれませんが、「分かる」と「できる」は、やはり違うものです。実際に口を動かしてみることで課題が可視化され、解決策が明確になり、面接の対応力が格段に引き上がります。

書類作成や面接では、「自らの強み」を相手に分かりやすく表現することも重要です。他者との比較になったときに、「自分がその会社にとってどれだけ魅力的で、どんな成果を上げられるかを説明できる」ことで、採用確度は上がるでしょう。大事なことは、その会社にとって魅力的かどうかです。例えば、チームワークを重んじる会社に対して、個人での行動力を訴求してもあまり有効ではないでしょう。ですから、企業の大事なところにマッチした、自分の強みを説明する必要があります。

入社してからの研修やトレーニングはあるのか?

多くの会社では、入社後の現場研修やトレーニング等が用意されています。
具体的には、職種ごとに分かれた実践的な研修を導入している会社が多いです。また、入社後のステップとしては、先輩のサポート/アシスタントを経て、テスト合格後、1人立ちというケースが多いようです。
期間的には、中途入社の場合プランナーで2~3週間程度が多いようですが、会社や、制度(一貫制か分業制か)等によっても異なるので、気になるようであれば面接の際に確認しましょう。

ブライダル業界で働く魅力

大きく3つあります。まずは、お客様からの笑顔、感謝のお言葉。これに勝るものは無いと、プランナー経験者は口を揃えて言います。例えば、結婚式後の新郎新婦様からのお手紙は、一生の宝物です。半年以上の準備期間、時には苦労や困難もありながら新郎新婦様と一緒に乗り越えてきたからこそ、その喜び・感動は格別です。

次に、結婚式当日には幸せなことしかありません。この幸せなイベントに毎回携われることは、まさにプランナー冥利に尽きるのではないでしょうか。

最後に、自分一人では成し遂げられない組織・チームの力を感じることができます。特に結婚式では、様々な部門・部署がまたがって一つのチームとなり、お客様の最高の一日のために、一致団結して困難を乗り越えながら準備を進めますから、その取り組みが成功したときには、仲間への感謝、チームワークを感じずにはいられません。

これら以外にも様々な魅力があることでしょう。特に最近では、昔は課題となっていた労働環境なども次第に改善され、非常に働きやすくなってきている点にも注目です。

このように、ウェディングプランナーは、(経験者はもちろん)未経験者にとって充分可能性のある職業であり、ご興味があれば、ぜひチャレンジしてみることをおすすめします。何かあれば、ソラキャリ「LINE相談室」や無料転職相談まで、お気軽にご相談下さい。

無料LINE相談・転職相談はこちらから

転職サービスはすべて無料となっております。
ソラキャリではお一人お一人に合わせた転職支援、
そしてご自身では気づかれないキャリアの可能性や、転職のアドバイス、最新の情報をご提供致します。
ブライダル業界に少しでもご興味がある方はぜひ気軽にご連絡ください。

ブライダル業界出身者のキャリアカウンセラーが転職支援